人気ブログランキング | 話題のタグを見る

これが私の故里(ふるさと)だ

 さやかに風も吹いてゐる
 あゝ おまへはなにをして來たのだと…
 吹き來る風が私に云ふ

ちょっと詩人の気分を味わってみました。引用しただけですが。

今いる実家は、国立公園のくせに名産品がひらめと鉄道車両という矛盾をはらんだ地域にあります。最近のヒット作はN700系です。

一昔前までは島内での造船も盛んでしたが、80年代の造船不況ジャストミートで造船会社は解散、現在は修繕部門だけが新会社として残っています。昨今の造船活況をみるにつけ多少複雑な思いが致します。

さてその修繕部門、今日爆発事故を起こしました。その時私は本土に行っていて夕方のニューズで知ったのですが、ここで

『爆発だょ~地元だから二ゎぃょ~ヶガλ出てるιびっくりだょ』

とか書くとキャラクタ違うんであれなんですが(何が)。

小さな島ですが、架橋されているうえ、公営の宿泊施設、いわゆる公共の宿が3つもあるあたりが何ともハコもの好きな日本人の心のふるさとといえましょう。そのうちの一つは安藤忠雄の手になるものというのもまた地味に味わい深いところです。

その公共の宿には目の前の海で釣り上げられた90cmオーバーのひらめの魚拓が貼ってありまして、

「拡大コピーじゃないんか?」

とか突っ込まれていたり。

その他キャンプサイト・オートキャンプサイトやロッジ、海水浴場、大深度まで掘って掘って掘り当てた温泉などもありますし、何しろひらめをはじめ魚介類のおいしさ、景観、空気のおいしさは折り紙つき、家族旅行にはぴったりですよ。

さて、そんな公共の宿を越え造船所を越えまだまだ行ったところ、道が細くなっていつ行き止まりになるのか不安になってもまだまだ進んだ最奥地区にある、実家の裏の畑を竹垣で囲んだ四畳半ほどの広さの専用スペースで、キャロラインは今日も走る掘るひっかくドリフトするなど暴れ放題です。

えーと結局何が言いたかったかというと…

フレッツ光もADSLも絶対に来ないだろうな…。

おいでませ。
by oncorhynchus_2nd | 2007-07-10 21:51
<< 忘れた頃に(忘れなくても)やって来る キャロラインの名前の由来 >>